脱水予防について

脱水予防について

 

4階の介護士の森脇です。

加齢による感覚機能の低下によって、喉の渇きに気づかないことが原因で、摂取する水分量が減少したり、食事量の低下や嚥下障害によって水分量が不足することで脱水を引き起こします。

脱水予防のために食事以外でも余暇時間に水分提供をさせて頂いたり、摂取状況が悪い入居者様には、その方の好まれる飲み物を、家族様又はご本人様から聞き取りし提供することで水分量を確保するなどして対応しています。咽込みが見られる方に関しては、その方に応じた嚥下の様子を確認しトロミ剤の量の調整やお茶ゼリー等で対応しています。

又、職員の誰が見てもわかるよう記入する媒体を設け、1日の水分量の合計が把握できるよう努めています。概ね1000㎖~2000ml摂取して頂けるよう心掛けています。

リビングや各居室によって温度が違う為、寒暖計を基に職員一律で対応できるよう取り組んでいます。又、入居者様によっては寒い等訴えあれば衣類や掛け物で調整させて頂いています。脱水になりやすい時期の為、脱水に留意し支援させて頂きたく思います。