残存機能の活用について

4階の森脇です

介助を行う上で、残存機能(ご本人様が持っている機能)を支援する様日々対応しています。

残存機能を活用する介助をすることで、入居者様の生活意欲の低下を防ぐことや自立支援することが可能であると考えています。

そのために、普段から入居者様が、どこまでご自身でできるのか観察しておく必要があります。

 

・昨日に比べてトイレの時・・・

・立っている時間が短い

・右に傾いている

・足の動きが悪い

・手すりをしっかり握れていないなど

 

現状のご本人様の残存機能の状態を把握し対応することだけではなく、日々の変化やちょっとした様子の変化に気づけることも介護士の能力の一つだと思います。

そういった日々の変化が、一時的なことなのか、継続した事なのかによってアプローチの方法も変わってきます。

日常的な介助だけではなく、介助以外の日常の時間で、例えばおしぼりをたたんで頂く、エプロンや服をたたんで頂くなども、残存機能の活用になります。施設では、こういった取り組みをしています。

 

これからも入居者様の残存機能を引き出せるよう念頭に置きながら関わっていきます。